みなさんは「あすけん」というダイエットや健康のための食事管理アプリをご存じでしょうか?
ダイエットを始めた方なら、一度は聞いたことがあるかもしれません。
一方で、
- 食事を登録するのが面倒
- なかなか点数が上がらない
- 毎日記録するのが続かない
- そもそも食事を記録するのが大変そう
と感じて、使ったことがない方もいるのではないでしょうか。
僕は2025年11月から「あすけん」を毎日使い始め、この記事を書いている2026年10月まで約10か月間、食事の記録を続けています。
実際に使ってみて感じたのは、あすけんは単に「食べたものを記録するアプリ」ではなく、自分が普段どんな食事をしているのかを知り、食生活を改善していくための食事管理ツールだということでした。
今回は、僕があすけんを使い始めたきっかけから、10か月使って感じたメリット・デメリット、摂取カロリーの考え方、実際の活用方法まで紹介します。
あすけんを使い始めたきっかけ
まずは、僕がダイエットを始めた当時の状況です。
2025年10月末のプロフィール
- 年齢:40歳
- 身長:173cm
- 体重:約81kg
ダイエットを始めようと思ったきっかけは、会社の健康保険組合から特定保健指導の案内があったことです。
「さすがに何か変えなければいけない」
そう思い、まず最初に始めたのがウォーキングでした。
当時は、いきなり食事制限をするのではなく、まずは自分のできることから少しずつ始めようと考えていました。
その後、ウォーキングを続けるうちに、今度は食事についても見直したいと思うようになりました。
「そもそも自分は普段、どのくらい食べているんだろう?」
そんな疑問が出てきたのが、食事記録を始めたきっかけです。
最初はHuaweiのアプリで食事を記録
ダイエットを始めた時にHUAWEIのスマートバンドを購入したため、最初はHuaweiヘルスケアのアプリで食事を記録していました。
食べたものを登録すると、総消費カロリーや総摂取カロリーなどが表示され、目標体重に向けてどのくらい食べればいいのかを考えることができます。
最初のうちは、
「これなら十分かな」
と思っていました。
しかし、2週間ほど使っているうちに、少し気になることが出てきました。
それは、カロリーだけではなく、栄養バランスもしっかり確認したいということです。
例えば、
- カルシウム
- ビタミンA
- ビタミンB群
- ビタミンC
など、自分がどの栄養素をどのくらい摂れているのかを詳しく確認したくなりました。
そこで思い出したのが、以前にも使ったことがあった「あすけん」です。
5年以上前にも使っていた「あすけん」
実は、あすけんを使うのは今回が初めてではありません。
5年以上前にもダイエットをした際、あすけんを半年ほど使って食事記録をしていました。
そのため、基本的な使い方はある程度分かっていました。
ただ、今回のダイエットでは以前とは少し目的が違いました。
以前は「どのくらい食べれば痩せるのか」というカロリーを中心に考えていました。
今回は、
「痩せるだけではなく、栄養バランスの取れた食事にしたい」
ということを意識して、あすけんを使い始めました。
最初は栄養バランスの悪さに驚いた
あすけんで食事を記録し始めて、最初に驚いたのが自分の栄養バランスでした。
カロリーだけを見ると、それほど食べ過ぎていないように感じても、実際にはカルシウムやビタミンA、ビタミンB群などが不足していることが分かりました。
「じゃあ、何を食べればいいんだろう?」
最初のころは、それを考えるだけでも結構大変でした。
しかし、毎日記録を続けていると、
「この食事だとカルシウムが足りないな」
「今日は野菜が少ないな」
といったことが少しずつ分かるようになってきました。
これが、僕にとってあすけんを使う大きなメリットの一つでした。
あすけんの点数を見るのも楽しみの一つ
あすけんの面白いところの一つが、1日の食事を登録すると点数が表示されるところです。
さらに、点数や食事内容に応じて、栄養士のキャラクターがアドバイスやリアクションをしてくれます。
最初のころは、なかなか高い点数が取れませんでした。
「今日は何が足りなかったんだろう?」
と確認しながら食事を見直していくことで、少しずつ栄養バランスを意識するようになりました。
今では100点が当たり前のように出る日もありますが、最初からそうだったわけではありません。
「どうすれば今日より良い食事になるのか」
を考えるきっかけになるのが、あすけんの面白いところだと思います。
そして、どうすれば100点を取ってパートナーを笑顔にできるのか、というのを考えるのも個人的には楽しみの一つでした。
あすけんのデメリット
ここまであすけんの良いところを紹介してきましたが、もちろん使っていて大変だと感じることもありました。
実際に10か月使って感じたデメリットは、主に次のようなものです。
毎日食事を入力するのが手間
一番分かりやすいのが、毎日の食事を入力する手間です。
朝食、昼食、夕食だけではなく、間食や飲み物なども記録していくと、それなりに時間がかかります。
「今日はもう入力するのが面倒だな」
と思ったことも何度もありました。
最初のころは特に面倒に感じていましたが、毎日続けているうちに習慣になっていきました。
今では歯磨きなどと同じように、食事をしたらあすけんに登録するという流れが自然にできています。
メニューが多い食事は登録が難しい
もう一つ困ったのが、懐石料理など料理の品数が多い食事です。
料理一品ごとのメニューが分かっていれば登録できますが、
「これは何という料理なんだろう?」
「この料理には何が入っているんだろう?」
という状態になると、正確に登録するのが難しくなります。
町中華や個人経営のお店などでも、同じようなことがあります。
チェーン店であればメニューが登録されていることも多いのですが、すべての料理が登録されているわけではありません。
そのため、外食の内容によっては、記録すること自体が難しい場合があります。
間食がしづらくなる
あすけんを使っていると、間食についても意識するようになります。
「これを食べたら今日の摂取カロリーはどうなるんだろう?」
と考えるようになるため、以前のように何も考えずお菓子を食べることが少なくなりました。
これはダイエットという意味ではメリットでもありますが、逆に言えば、気軽に間食しづらくなるということでもあります。
ビタミンなどの栄養素がなかなか基準値に届かない
あすけんを使っていると、カロリーだけではなく、さまざまな栄養素の摂取状況も確認できます。
ただ、僕の場合はビタミンB1やビタミンCなど、なかなか基準値まで届かない栄養素もありました。
「今日はこれが足りない」
「じゃあ何を食べればいいんだろう」
と考えているうちに、食事そのものをコントロールすることが難しく感じることもありました。
正直なところ、思い通りに点数が上がらず、イライラしてしまうこともよくありました。
100点を目指しすぎないことも大切
あすけんを使い始めたころは、
「今日は何点だった?」
ということをかなり気にしていました。
しかし、10か月使い続けて分かったのは、毎日100点を取ることだけが目的になってしまうのも良くないということです。
食事は毎日同じではありません。
外食をする日もあれば、飲み会がある日もあります。
どうしても不足する栄養素が出る日もあります。
最初のころは点数が思うように上がらず悩みましたが、食事の組み立て方に慣れてくると、自然と100点に近い数字が出るようになりました。
最近では点数を以前ほど意識しすぎず、あすけんに登録すること自体を習慣にしています。
そのため、今では最初に感じていたような大きなデメリットは感じなくなりました。
摂取カロリーはどのくらいにすればいい?
あすけんを使ってダイエットをするうえで、僕が最初に悩んだのが「1日にどのくらい食べればいいのか」ということでした。
僕の場合、身長173cm、40歳という体格でしたが、運動量によっても必要な摂取カロリーは変わります。
ダイエットを始めたころは、1日1,800kcal前後を目安に調整していました。
しかし、1,800kcalだとお腹が空くこともありました。
そこで2,000kcal程度にしてみたり、逆に歩く量を増やしたりしながら、自分に合うバランスを探していきました。
その結果、現在は1日2,200kcal程度を目安に調整しています。
もちろん、これは僕自身の場合の話です。
年齢、身長、体重、性別、運動量などによって必要な摂取カロリーは変わるため、他の人がそのまま2,200kcalに合わせればいいというものではありません。
自分に必要な摂取カロリーについては、身長や体重、活動量などをもとに計算してから考えることをおすすめします。
僕自身も、最初から自分にぴったりの数字が分かっていたわけではありません。
「食べる量を減らせばいい」ではなく、「自分の場合はどのくらい食べると無理なく続けられるのか」
を考えながら調整していきました。
あすけんで摂取カロリーをコントロールする
あすけんを使って良かったと思うのは、食べたものを記録することで、1日の摂取カロリーを数字で確認できるようになったことです。
ダイエットを始める前は、自分が1日にどのくらい食べているのか、正確には分かっていませんでした。
特に間食などは、一つ一つを見るとそれほど多く感じなくても、積み重なると意外と大きなカロリーになります。
あすけんを使うようになってからは、
「今日はここまで食べている」
「夜はこれくらい食べる予定」
ということを数字で確認できるようになりました。
これによって、食事を極端に減らすのではなく、1日の中で食べる量を調整するという考え方ができるようになりました。
僕が一番おすすめしたい使い方
10か月あすけんを使ってきた僕が、一番おすすめしたい使い方があります。
それは、
「食べたものを後から記録する」のではなく、「これから食べるものを先に登録する」ことです。
最初のころは、食べ終わったあとに「今日はこれを食べた」と記録していました。
しかし、慣れてくると、食事をする前に登録するようになりました。
これだけで、食事のコントロールがかなりしやすくなります。
飲み会のときにも活用
例えば、夜に飲み会があるとします。
普通に朝食、昼食を食べて、さらに夜に飲み会でたくさん食べてしまうと、1日の摂取カロリーがかなり多くなってしまう可能性があります。
そこで僕は、飲み会の予定があるときには、事前にお店のホームページなどでコース料理の内容を確認します。
そして、
- コース料理
- ビールなどのお酒
- その他食べる予定のもの
をあすけんに先に登録します。
例えば、それだけで夜の食事が1,000kcalを超えそうなら、
「じゃあ朝食と昼食は少し軽めにしておこう」
と考えることができます。
実際に僕は、昼食を山菜そばなどにして、1日の摂取量を調整することがありました。
これは「食べない」というダイエットではありません。
食べる予定をあらかじめ把握して、その前後で調整する。
僕にとっては、この方法がかなり効果的でした。
無料プランでも十分使える
あすけんにはプレミアムサービスがあり、登録後7日間は無料で利用できます。
定番メニューを登録できたり、写真から食べた料理を解析したりと、便利な機能も用意されています。
ただ、僕自身はできるだけお金をかけずにダイエットに取り組みたかったので、基本的には無料プランを使っています。
無料プランでも食事の記録やカロリー、栄養バランスなどを確認できるため、僕の場合は十分活用できています。
あすけんのすごいところは「登録されているメニューの多さ」
10か月使っていて個人的にすごいと思ったのが、登録されている食事メニューの多さです。
飲食店のメニューだけでなく、家庭で食べるようなおかずも数多く登録されています。
例えば味噌汁でも、具材によってさまざまな種類があります。
そのため、
「今日食べたものは、だいたい何kcalくらいなんだろう?」
と調べたいときにも便利です。
もちろん、すべての料理が登録されているわけではありません。
それでも、毎日の食事を記録していくうえではかなり使いやすいと感じています。
10か月使って感じたこと
あすけんを10か月使って、一番大きく変わったのは、食べ物を見るときの意識だと思います。
以前は、
「お腹が空いたから食べる」
「なんとなくお菓子を食べる」
ということがありました。
しかし、食事を記録するようになってからは、
「これを食べたら今日の栄養バランスはどうなる?」
「この後に何を食べる予定だったかな?」
と考えるようになりました。
また、摂取カロリーについても、単純に「食べない」という考え方ではなく、その日の運動量や食事内容を見ながら調整するという考え方ができるようになりました。
最初から完璧に食事管理ができたわけではありません。
むしろ、最初は栄養素が不足していることも多く、点数もなかなか上がりませんでした。
それでも毎日記録を続けることで、自分の食生活のクセが分かり、少しずつ改善できるようになりました。
まとめ
あすけんは、単純に「食べたものを記録するだけ」のアプリではありません。
僕の場合は、
記録する
↓
自分の食生活を知る
↓
不足している栄養素を知る
↓
摂取カロリーを把握する
↓
食べるものを考える
↓
事前に食事を計画する
という使い方に変わっていきました。
もちろん、毎日の入力が面倒だったり、外食の内容を正確に登録できなかったり、栄養素の数字がなかなか基準値に届かなかったりすることもあります。
最初は点数を気にしすぎて、思い通りにならずイライラすることもありました。
それでも10か月続けているうちに、食事を記録すること自体が習慣になりました。
そして今では、あすけんを使うことで、
「何を食べたか」だけではなく、「これから何を食べるか」を考える
ようになっています。
ダイエットを始める方や、食生活を見直したい方は、まずは毎日の食事を記録して、自分が普段どのくらい食べているのかを知るところから始めてみるのもいいと思います。
僕自身、あすけんを10か月使い続けたことで、以前よりも「食べる」ということを考えて選べるようになりました。
そして、実際にあすけんを使いながら、ウォーキングや食事管理を続けたことで、体重も大きく変化しました。
僕が10か月間どのようにダイエットを続け、76kgを目標にしていたところから66kg台まで減量したのかについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。