島旅行

二重カルデラがある東京の秘境~青ヶ島へのアクセスについて

青ヶ島へのアクセス
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青ヶ島という島を聞いたことありませんか?
青ヶ島は2014年アメリカの環境保護NGO「One Green Planet」より「死ぬまでに見るべき世界の絶景13選」に世界的にも注目を浴びている東京の黒潮に浮かぶ小さな島です。

世界的にもめずらしい二重カルデラを持ち、その絶景に圧倒されます。
そんな青ヶ島に行くのも船の就航率が60%のため、なかなか島へたどり着くのも難しい島です。

青ヶ島へのアクセスについて詳しく紹介させていただこうと思います。

青ヶ島へのアクセス

青ヶ島へのアクセスについては2021年現在島へ行くことが出来る手段を一覧にまとめました。
青ヶ島へ行くには八丈島から連絡船かヘリコプターを利用する必要があります。

八丈島へのアクセスや料金などはこちらの記事を参照ください。

青ヶ島への船の運航状況については東海汽船のホームページに随時記載されております。

青ヶ島への就航率について

青ヶ島への連絡船について年間で就航率が60%ほどしかありません。
あおがしま丸の就航率について東京アイランドさんのブログに月別の就航実績をまとめておりましたので、データを活用させていただきます。

2018年2019年2020年平均
1月56%44%39%46%
2月50%56%47%51%
3月65%50%45%53%
4月74%65%47%62%
5月71%78%70%73%
6月60%58%50%56%
7月65%60%63%63%
8月45%45%100%63%
9月53%63%50%55%
10月52%65%65%61%
11月83%65%72%74%
12月47%74%61%61%
就航率60%60%59%60%

3年の実績を見る限り、青ヶ島へ行くオススメの時期は「5月」「11月」となります。
島へ行かれる際、参考にしてみてください。

青ヶ島への旅費はどのくらい料金がかかるの?

青ヶ島へ行く際、船で行く料金とヘリコプターで行く料金についてまとめました。
ヘリコプターで行く場合は9席しかなく、予約を早めにしておくとよいです。

到着地乗り物等級大人料金/片道子供料金/片道
八丈島青ヶ島連絡船2等2,500円前後12,50円前後
八丈島青ヶ島ヘリコプター11,750円8,230円

※連絡船の子供料金は小学生までとなります。
6歳以下の子供は無料となりますが、座席はありません。
料金は月によって多少変動します。
※ヘリコプターの子供料金は満3歳から満11歳までとなります。

八丈島の港・ヘリポートの場所

青ヶ島へ行くには船で行くかヘリコプターで行くかの2通りになります。
船で行く場合は通常底土港から「あおがしま丸」の船に乗り、島へ行くことが出来ます。

ヘリコプターの場合は八丈島空港内にあるヘリポートから出発します。

船の運航状況については東海汽船の運航状況のホームページを参照ください。

底土港について

八丈島の北東にあり、2014年にオープンした船客待合所があります。
底土港のすぐそばに海水浴場もあります。

底土港
住所: 東京都八丈町 八丈島八丈町大賀郷

八丈島ヘリポートへの行き方

八丈島ヘリポート
住所
東京都八丈町大賀郷2839-2
※八丈島空港内にヘリポートがあります。

八丈島・青ヶ島間の時刻表について

「あおがしま丸」連絡船で行く場合

あおがしま丸は予約不要で出航出来ます。
出港受付は朝9時10分~20分の間に行う必要があるので、八丈島の底土港に早めについておく必要があります。

また、あおがしま丸は毎日運航ではないため、船で青ヶ島へ行く場合は余裕を持ったスケジュールを組んでおく必要があります。(木曜日、日曜日は運航していません。)

八丈島→青ヶ島への時刻表

時間帯
荷物受付8時50分~9時10分
乗船受付9時10分~20分
八丈島出港時間9時30分
青ヶ島到着時間12時30分

青ヶ島→八丈島への時刻表

時間帯
荷物受付12時~12時15分
乗船受付12時~12時15分
青ヶ島出港時間12時50分
※金・土曜日 13時半
八丈島到着時間15時50分
※金・土曜日 16時半

あおがしま丸の運航スケジュールについては伊豆諸島開発株式会社のホームページを参照ください。

ヘリコプターで行く場合

ヘリコプターは搭乗日の1か月前から予約することが出来ます。
(ただし日曜日は運休日のため、予約することが出来ません。)

ヘリコプターの予約については東邦航空予約センターより申し込み出来ます。
予約について搭乗日の1か月前の9時には連絡しておかないと予約が取れないこともあるようです。

東邦航空予約センター
受付時間:9時~16時(日曜日休業)
☎:04996-2-5222

ヘリコプター時刻表

運航区間搭乗受付運航時間
八丈島→青ヶ島8時30分~8時50分9時20分~9時40分
青ヶ島→八丈島8時55分~9時15分9時45分~10時5分

青ヶ島の港・ヘリポートの場所

三宝港について

青ヶ島の南西にあり、黒潮の厳しい海流の中存在している青ヶ島の玄関口です。

青ヶ島のヘリポートについて

青ヶ島の北側にあり、集落の近くにあります。

青ヶ島モデルプラン

東京から青ヶ島へのモデルプランを3パターン考えました。
どのプランで行くかは人によって様々かと思いますので、参考にしてください。

プランコスト時間安定感
①船→船でとにかく安く◎(安い)△(3泊4日)△(行けるか不安)
②ヘリ→ヘリで確実に△(高い)◎(1泊2日)◎(安定している)
③船→ヘリでバランスよく〇(普通)〇(2泊3日)〇(多分大丈夫)

プラン①:船→船でとにかく安く

行程時間出来事
1日目22:00竹芝桟橋到着
22:30竹芝桟橋出航(東海汽船)
2日目8:55八丈島港到着
9:10あおがしま丸乗船受付
9:30八丈島出航
12:30青ヶ島三宝港到着
自由時間(青ヶ島散策)
青ヶ島宿泊
3日目自由時間(青ヶ島散策)
12:00あおがしま丸乗船受付
12:50青ヶ島出航
15:50八丈島港到着
八丈島宿泊
4日目9:20八丈島港出航(東海汽船)
19:40東京竹芝桟橋到着

プラン①は東京から青ヶ島まで往復、船で移動するプランです。
あおがしま丸の運航スケジュールに気をつける必要があるので、1日目の出発日は「木曜日」か「日曜日」となります。(木曜日出発の場合、日曜日に到着。日曜日出発の場合、水曜日到着となります。)

費用としては宿代も含めて一人45,000円前後くらいになると思います。

プラン②:ヘリ→ヘリで確実に

行程時間出来事
1日目7:00羽田空港到着
7:30羽田空港出航(ANA)
8:25八丈島空港到着
8:40ヘリコプター搭乗受付
9:20八丈島ヘリポート出発(東邦航空)
9:40青ヶ島ヘリポート到着
自由時間(青ヶ島散策)
青ヶ島宿泊
2日目8:55ヘリコプター搭乗受付
9:45青ヶ島ヘリポート出発(東邦航空)
10:05八丈島ヘリポート到着
自由時間(八丈島散策)
17:00八丈島空港到着
17:30八丈島空港出航(ANA)
18:30羽田空港到着

プラン②は東京から青ヶ島まで往復、飛行機やヘリコプターで移動するプランです。
移動時間が短いため、1泊2日で行き帰りすることが出来ます。

また曜日の縛りがないのも魅力的なプランです。
費用としては宿代も含めて一人67,000円前後くらいになると思います。

プラン③:船→ヘリでバランスよく

行程時間出来事
1日目22:00竹芝桟橋到着
22:30竹芝桟橋出航(東海汽船)
2日目8:55八丈島港到着
9:10あおがしま丸乗船受付
9:30八丈島出航
12:30青ヶ島三宝港到着
自由時間(青ヶ島散策)
青ヶ島宿泊
3日目8:55ヘリコプター搭乗受付
9:45青ヶ島ヘリポート出発(東邦航空)
10:05八丈島ヘリポート到着
自由時間(八丈島散策)
17:00八丈島空港到着
17:30八丈島空港出航(ANA)
18:30羽田空港到着

プラン③は往路で東京から青ヶ島までは船で移動し、復路でヘリコプター、飛行機で移動するプランです。
船で行く楽しみとヘリコプターで空を浮遊する楽しみ両方味わえるので、楽しいプランだと思います。

行きと帰りの交通手段を逆にしてもよいかと思いますが、帰りのあおがしま丸の船が欠航になることもあり、帰れなくなってしまうリスクが上がってしまいます。

行きに船で行ってしまった方が帰れなくなるリスクは抑えられるかと思います。

あおがしま丸の運航スケジュールに気をつける必要があるので、1日目の出発日として「火曜日」と「水曜日」、「土曜日」は避けた方が良いです。

費用としては宿代も含めて一人54,500円前後くらいになると思います。

まとめ

青ヶ島への行き方や就航率、料金をまとめてみました。

青ヶ島については思い立っていくことが出来ないほど事前に計画をねらないとたどり着けない絶海の孤島です。

あおがしま丸で船を渡るにも波が高いと就航できないため、運も必要になります。

僕もまだ青ヶ島へ行ったことがなく、伊豆諸島の中でも独特の地形を持つ青ヶ島にはぜひとも足を踏み入れたいです。

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